平成28年度までのALS基金による「研究奨励金」の交付実績と選考委員をお知らせします。
ALS基金による研究奨励は若い研究者の育成や先進的なALS原因究明や治療研究の促進に有効であると、大学等の研究機関から評価されています。また、患者の看護・介護環境の向上のための研究、現在実用されている意思伝達装置や痰の自動吸引装置の開発など、患者家族の療養環境の改善にも役立っています。
○平成8年度~28年度のALS研究奨励金
総件数112件 総額8,088万円
・ALS原因究明・治療法の研究:58件 5,651万円
・ALS福祉機器開発、介護向上の研究:54件2,437万円
*詳細は添付「ALS基金研究奨励金交付履歴(H8~H28年度)」を参照下さい。
ALS基金研究奨励金 交付履歴(H8~H28年度)
○ALS基金研究奨励金選考委員(H28年6月現在、11名、50音順)
石松 隆和 長崎大学地方創生推進本部 COC+推進コーディネーター・工学博士
糸山 泰人 国際医療福祉大学 副学長
岡本 幸市 公益財団法人 老年病研究所 所長
木村 格 厚生労働省保険局社会保険審査会 委員
葛原 茂樹 鈴鹿医療科学大学保健衛生学部医療福祉学科 特任教授
近藤 清彦 社会医療法人財団慈泉会 相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問
佐々木 彰一 あがの市民病院 神経内科部長
祖父江 元 名古屋大学大学院医学系研究科神経内科 特任教授
田中 栄一 独立行政法人国立病院機構八雲病院 作業療法士
中板 育美 公益社団法人日本看護協会 常任理事
林 秀明 東京都立神経病院 元院長