5月20日(木)に慶應義塾大学病院、慶應義塾大学医学部、株式会社ケイファーマによる「神経難病におけるiPS細胞創薬に基づいた医師主導治験を完了-筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療の世界に新たな扉を開く-」についての報道がありました。
慶應大学岡野先生が中心となって進められた関連した研究の初期において、日本ALS協会としても2015年から2018年にかけて、アイスバケツチャレンジ・グラントを用いて支援してきました。
投薬により病気の進行を6か月以上遅らせることができればALS罹患初期の患者さんにとっては画期的であり、少しでも早く患者の手元に届くことを期待します。今後も、iPS細胞を活用するなどして、根本治療薬の研究が進むことを望みます。
詳細は下記のプレスリリース等をご参照ください。
●慶應義塾大学プレスリリース
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2021/5/20/28-80089/
●プレスリリース本文(治験結果の詳細はこちら)
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2021/5/20/210520-2.pdf
参考:協会HP 治療研究・治験情報(2018/12/4投稿)
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対するiPS細胞創薬に基づいた 医師主導治験を開始」
一般社団法人日本ALS協会 事務局