お知らせ

日本ALS協会 元会長 長尾義明さん 逝去のお知らせ


一般社団法人日本ALS協会 元会長の長尾義明さんが、令和7年9月15日、逝去されました。
長尾さんは、ALSという難病に向き合いながらも、徳島県支部 支部長の活動に加え協会の会長として全国の活動を牽引され、制度整備や支援の強化に多大な貢献をされました。また、災害対策委員として、災害時の難病患者支援体制の構築にも尽力されました。

さらに、「足で描く絵画」と「エッセイ」を通じて、命の尊さや生きる意味を社会に問いかけ続けました。
その誠実で温かなご姿勢は、会員のみならず、医療・福祉関係者にも敬意をもって受け止められておりました。
ここに謹んで、長尾様のご逝去をお知らせ申し上げます。生前のご厚誼に深く感謝申し上げます。

令和7年9月16日
一般社団法人日本ALS協会
会長 恩田聖敬

長尾義明様 経歴(抜粋)
* 1990年9月 ALSの告知を受ける(42歳時点)
* 2000年 日本ALS協会 徳島県支部を設立
* 2001年 絵画制作を開始。右足で描いた作品は1,200点以上にのぼる
* 2005年頃以降 災害対策委員として、災害時の難病患者支援体制の強化に貢献
* 2006年~2008年 日本ALS協会副会長
* 2009年~2016年 日本ALS協会 代表理事(会長)を務める
* 2012年の協会の一般社団法人化と喀痰吸引等研修制度化に尽力
* 2018年 難病患者支援・政策推進の功績により徳島県より表彰

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