お知らせ

大分協和病院 山本 真(まこと) 医師 ご逝去のお知らせ


大分協和病院 院長として長年にわたって地域医療と難病支援に尽力された山本 真(まこと)医師が、昨日、令和7年8月13日の不慮の事故により急逝されました。謹んで哀悼の意を表し、お知らせいたします。

山本医師は、ALS患者への在宅医療支援に尽力され、1991年より在宅人工呼吸療法の導入に取り組まれ、当協会の助成(2000年度)をうけた痰の自動吸引システムの開発・普及をはじめ、患者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、訪問看護や介護支援との連携体制を構築するなど、医療と福祉の垣根を越えた支援のあり方を示されました。

また、情報発信にも力を注がれ、ご自身のウェブサイト「Dr 山本の診察室」では、医療現場での工夫や難病ケアに関する知見を広く共有されました。多くの医療従事者や患者・家族の希望と学びの場となっています。

Dr 山本の診察室:https://www.makotyoita.com

ALS支援に捧げられた生涯と温かな人柄は、今後も私たちの記憶に深く刻まれ、難病ケアの未来を照らす道標となることを確信しています。

一般社団法人日本ALS協会 会長 恩田聖敬

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